操作・音源の出力

本ページではAudacityの操作方法を解説します。
音量の調整や、曲のカットなどの音源の編集
そして出力の方法を解説していきます。

音源を読み込む

編集したい音源ファイルを、Audacityの画面へ
ドラッグ&ドロップ(クリックしたまま移動して、離す)

することで、音源を読み込むことができます。

プロジェクトの保存

音源ファイルを読み込んだら、まず初めにプロジェクトを好きな場所に保存してください。

画面上部にある「ファイル>保存」から保存ができます。

保存した「(ファイル名).aup3」を開くことでいつでも音源の編集作業を再開できます。

音量の調整

画面中央左にある二つのバーのうち、上側のバーを操作して音量を調整します。

+の方向に動かすと音量が大きくなり、-の方向に動かすと小さくなります。

カットする範囲の選択

画面下部にある二つの「00時間00分00.000秒」に数値を入れて編集範囲を指定します。

例として、左の画像では音源の最初の0.5秒間を指定しています。

または、カットしたい範囲の音の波形をドラッグすることでも指定できます。

選択した範囲をカットする

カットする範囲を指定したら、画面上部のタブ「編集>切り取り」でカットできます。

カットをやり直したい場合は同じ「編集」タブの項目にある「元に戻す」を選択してください。

曲に無音部分を追加する

曲が開始が早すぎる場合には、音源の冒頭に無音部分を追加してください。

初めに、音源冒頭の波形が無い部分をクリックします。

次に、画面上部のタブから「ジェネレーター>無音」を選びます。

最後に、表示されたタブの「継続時間」に追加したい無音時間の値を入れて「OK」をクリックしてください。

編集した音源の出力

画面上部にある「ファイル>書き出し>MP3として書き出し」を選ぶことで編集した音源をMP3ファイルとして出力できます。

2021年10月16日現在ではSweetPotatoはMP3ファイルにのみ対応していますが、ChedはMP3、WAVOGGの3ファイルのいずれも対応しています。

備考

Chedのオフセット機能は現在Sonolusで対応していないので、Chedの「BPM挿入」を用いて譜面を音源に合わせるか、音源を加工して譜面に合わせる必要があります。

以下は音源を加工して譜面に合わせる手順の一例です。

1.Chedに編集していない音源を読み込ませる。

2.譜面のBPMを設定する。

3.TAPノーツを四分音符の間隔で配置して、譜面が2小節目に入る前に曲が始まらないか確認する。

4.曲の開始が早すぎる場合は、音源に無音部分を追加してから再度Chedに読み込ませる。

5.Chedのオフセット機能を利用してTAPノーツのタイミングを曲と一致させる。

6.Audacity上で音源の冒頭を先ほどのオフセットの値の秒数だけカットし、その他の譜面にしない部分もカットする。

7.編集した音源をChedに読み込ませて、オフセットの値を0に戻す。